ライブハウス オクトパス〈 Octopus 〉広島

オクトパスは広島市佐伯区五日市のコイン通りにあるジャストサイズのライブハウスです。

広島市佐伯区五日市4丁目18-18 清水プラザビル3F

ライブハウスTIPS集

チケット無料でライブを企画したい貴方へ(^^)v

2016年10月6日更新版

いつもライブハウス オクトパスのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
OWNERの西本です。

平素からオクトパスをご愛顧頂き誠にありがとうございます。

私は現在OWNER行と並行して名古屋にありますNSMという音楽専門学校で教務部長を務めています。
学生指導をする中でイベントの作り方や収支についての質問が非常に多いこともあり、

今回は利益を出さないイベント無料チケットのライブを興行する方法という切り口で紹介したいと思います。
まず、ライブハウスの慣習としてチケットノルマという言葉があります。

うちのライブハウスでもわかりやすい言葉なので、やむを得ず使う場合がありますが、私個人はこの言葉が好きではありません。

ノルマをウィキペディアで調べると「半強制的に与えられた労働の基準量」と解説されています。

その言葉通り、多くのミュージシャンの理想としてノルマを課せられずにライブをしたいという気持ちがあるのではないでしょうか。

 

そこで今回は究極の方法である無料チケットでライブをするをテーマに書きます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まず皆さん、少し考えてみてください。

趣味や遊びをする場合…..

 

例えば映画に行く、ボーリングに行く、スキー場に行く、ディズニーランドにいく、ゴルフにいく、船を借りて釣りに行く。

この中で経費を全く自己負担せずに出来る趣味や遊びはありますか?

IMG_1156

そうなのです!!

本来趣味をするには費用が掛かるものです。

 

全く手出しのお金無しに好きなことで楽しむというのが難しい話。

趣味以外でも散髪にいっても、病院や、車の車検でも、新年会でも、とにかく何かするにはお金が掛かるもの。

 

ですから、まずライブをするのに、「手出しのお金無しでやろう」というスタートラインを改めると良いのではないでしょうか?

趣味をするというのにはお金が掛かるのです。

IMG_1400

それでは無料チケットでライブをする為の方法を紹介します。

 

まずライブがある一日で使う趣味の予算を仮に7,000円としてください。

・交通費・駐車場 1,000円

・飲食代 1,000円

・ライブに使う費用 5,000円

このような配分と仮にします。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

当店のホールレンタル代金は以下のとおりです。

 曜日  8:00-14:00(6h)  14:00-22:00(8h) 延長料金
 月火水木  40,000円 50,000円 3,500円/30分
 金土日祝  50,000円 60,000円 4,000円/30分

※学割は上記から5000円引き

 

一番人気の土日祝にライブをしたいと考えると6万円(学生は5.5万)です。

最初にホール代6万円をライブ経費5,000円で割ります。

すると、同じように5,000円の経費を払える12名が集まればホールレンタル料が支払えるます。

12名ということは、1バンドの構成数が4名とするとたった3バンドでイベント企画出来るということになります。

この時点でチケットノルマとか、何枚販売しなければならない、ということは、全くありません!

一人5,000円趣味の経費を払えば、12名だけでも当店でライブが興行出来ます。

しかし !

12名だけの内輪のライブイベントも楽しいとは思いますが、やはりお客様がいたほうが良いですよね!

次にチケット料金を設定します。

ここでお分かりですよね。

自分達の経費をチケット売り上げで相殺する必要がなければ、チケット料金無料でライブが出来るというわけです。

当店は入場時に必ずワンドリンク500円は必要なので、完全無料ではありませんが、

チケット無料(入場時ワンドリンク500円別途)というライブが興行できます。

 

 「な〜んだ、そんなトリックか! 結局自腹じゃないか!」

とここまで読んで思った人もいるでしょうが、最初に書いたように原則として趣味をする為には経費が掛かるものです。

ゴルフをする大人が打ちっぱなしの練習場での費用やゴルフ場で費用が掛かるといって文句を言う人はいません。
むしろタダでゴルフで遊べると思っている人は皆無だと思います。

この原則が他の趣味の世界と比べるとアマチュアバンドの趣味の世界にはなかなか浸透しないと感じています。

アマチュアバンドというのは、多くの場合ノルマとして課せられたチケットを友達に売りライブに来てもらう。
そのチケット売上で一見手出しのお金無しでライブに参加しているように見える。
バンド君達は手出しの金額はなかったかもしれませんが、多くの知人や家族からの支援でステージに立てているというのが現状です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

ですから最初から趣味には経費が掛かるのだという心持ちが大切だと思います。

もちろん、ある程度上を目指しているバンドさんや、プロ志向の方は無料でライブをしていては継続することが困難になります。
ですが、損をしたくないあまりにチケット代金が相場より高くなり、結果的にお客様が来ない⇒ライブが赤字
それであれば、ある程度は宣伝経費と割り切ってバンドで負担して、チケット料金をお客様が来やすい価格に設定する。
プロを目指す場合はそのような戦略も必要だと思います。

今日は無料ライブをやるというテーマなので、プロ志向の方向けの話題は今度としますが、ライブを興行するということ自体は全然難しくないことです。

当店でホールレンタルしてくれる場合はチケット料金の設定や運営についても丁重に説明しますので、まずは遠慮なく問い合わせをお願いします。

toiawase

 

当店に寄せられた問い合わせにお応えします。

本日はお問い合わせの回答をこちらでしたいと思います。

直接回答でも良かったのですが、同様の質問も多いことからここでの回答とさせて頂きます。

個人情報はふせさせて頂きます。

質問: 〈大阪の方でライブ企画をしているのですが… 主催者は、高1年なんですが、 ライブに出るのは、大人の方なんです。 バンドでは無く、普通のライブを希望しています。 その場合、の金額やどうやってその人達を呼ぶのか困っています。 教えていただけますか?〉

回答: まず、ホールレンタル料金や時間の長さなどがわからないので、以下の設定は当店の場合ということでご了承ください。

ホールレンタル料金: 60,000円

まずホールレンタル料金を参加予定(希望)アーティスト数で割ってください。

今回は5組とします。

まず各アーティストの負担額が算出されます。

60,000円 ÷ 5組 = 12,000円

まず参加アーティストに参加費は12,000円だと伝えてください。

次にチケット料金の算出方法です。

料金設定に決まりはありませんが、あまり低価格にすると販売枚数が多くなりますし、値引き幅がなくなるので、1,000円で設定してみます。

各アーティストに配布するチケット枚数

12,000円 ÷ 1,000円 = 12枚

ただ、12枚に必ずしもする必要はありません。

というのも、1,000円のチケットを12枚売ったら12,000円であり参加費を引くとゼロ円になります。

これでは大人の場合にせっかく頑張って売っても利益が出ないから面白く無いと思われます。

従って、少し多くチケットを配布します。

今回は17枚の配布とします。

この場合、定価で17枚を販売したら17,000円の売上なので参加費を引くと5,000円の儲けが出ます。

また17枚渡したということは、12,000円で割ると一枚の卸値が約700円になります。

ということは、チケットを値引きして700円で販売しても17枚売れば参加費はプラマイ0となります。

上記から参加費とチケットお渡し枚数を以下に設定します。

アーティスト参加費

12,000円(チケットは17枚分お渡し。残券の返却必要なし)

参加の条件としては特に問題ない内容だと思います。

次にアーティストの時間配分を決定しましょう。

8時間レンタルしていて、5アーティストの場合と過程します。

〈タイムスケジュール〉

13:00-13:30 主催者入り 
13:30-14:00 アーティスト2 サウンドチェック
14:00-14:30 アーティスト3 サウンドチェック
14:30-15:00 アーティスト4 サウンドチェック
15:00-15:30 アーティスト5 サウンドチェック
15:30-16:00 アーティスト1 サウンドチェック
16:00-16:30 開場準備 出演者顔合せなど
16:30-17:00 オープン
17:00-17:30 アーティスト1
17:30-18:00 アーティスト2
18:00-18:30 アーティスト3
18:30-19:00 アーティスト4
19:30-20:00 アーティスト5
20:00-21:00 撤収・精算

上記のようにサウンドチェックを30分しっかりと取ると8時間でギリギリというラインです。
これ以上アーティスト数を増やすと、サウンドチェックも短くなり、出演時間も短くなるので、あまり募集に魅力がなくなってしまいます。

サウンドチェックを手抜きすると、本番のクオリティが著しく落ちますので、ホールとしっかりとサウンドチェック時間を取れるように打ち合わせしてください。

まずこのように時間配分も問題なさそうな場合は以下のような募集要項を作ります。

〈募集要項〉

アーティスト参加費: 12,000円

チケットお渡し: 17枚 (残券の返却必要なし)

出演時間: 転換込み30分 (サウンドチェック30分)

このような募集要項で集めます。

集客については、各アーティストさんには「17枚の販売は定価販売で完売されると5000円の利益が出ます。ただし定価ではなく値引きや無料配布もアーティスト判断にお任せしますので、17名のお客様を誘致お願いします。」というような案内をしてください。

単純計算で17名で5アーティストであれば、85名の集客となりますから、参加アーティストが出番外でお客としても見てくれることを考えると最大で100名のお客様がいることになります。

ここまでで基本的な企画の初期段階は終わりです。

今回はホール料金と時間、ホールのキャパ(最大収容人数)がわからないので仮で試算しましたが、情報が多ければ、かなり的確なアドバイスをすることが出来ます。

大人のアーティストを募集するにはTwitterでは大変難しい面があるので、Facebookを使うか、レンタルスタジオや楽器店にチラシを巻くという方法ではないかと思います。

自分達が使っている練習スタジオに紹介をお願いするのも話が早いと思います。

ぜひ参考にしてください。

 

オーナー 西本 圭介

https://www.facebook.com/keisuke.nishimoto.39
https://twitter.com/ksk_nishimoto
https://www.facebook.com/OctopusHiroshima

ミュージックレボリューション必勝法!!【ミューレボ非公認】

ミュージックレボリューション(通称ミューレボ)は、ヤマハが主催する、日本最大規模の音楽コンテストです。

メンバー全員が23歳以下で、音楽に関するパフォーマンスであれば、スタイル・ジャンル問わず参加できます。

今年の広島西部大会はオクトパスが主催で開催しますよ!!
まだ応募していない方はここを読む前にここからエントリーしてね! CLICKしてページへ飛びます。

さて、すでに応募した方はここから本番までの練習がとても大切になります。

「私は、初めてのステージで賞をねらっていないので……」という人も少なからずいるでしょう。

しかしながら、ステージに立つ以上はやっぱ誰しも恥はかきたくないでしょうし、今の自分よりも良い自分でステージに立ちたいと全ての人が思っているはずです。

そこで、本番までの取り組み方、賞を狙っている人へは必勝法をミュージックレボリューション非公認でライブハウス オクトパスのオーナー西本の独断と偏見も交えて書いていきたいと思います。

注意: ここを読んで実践したり、オクトパスで練習すると受賞しやすいということとは関係ありません。
アシカラズm(__)m

 

必勝法 その1 【本番のステージを下見しよう!】

8/31は所謂リハーサル・サウンドチェックの無い、ぶっつけ本番のライブ・イベントです。

ということは、当日が初めての来店の場合は会場内には一般のお客様の入場規制等で出演者はホール内を出入り出来ない可能性もあります。
その場合は楽屋で準備して、本番の直前にホールに入室するということになります。

ホールの雰囲気やステージレイアウトも機材も演奏直前に見たのでは、5分以内で良い音量バランスでセッティングを作ることはかなり難しいですし、本番に対しての緊張感も半端ないと思います。

コンテストあるあるですが、本番でギター音量が大きすぎて、ボーカルが聞こえなかったとか、アンプの使い方がわからなくて、それだけでドキドキして本番に集中力を欠いたとか……。

しかし!!

当店は本番と同じ環境でリハーサル利用が出来ます!!

ミュージックレボリューション参加者さんは特別に!!

全日・全時間を1,500円/1時間でレンタル可能です。
 ※ 2時間以上よりレンタル可能

個人練習(2名まで)については当日予約のみですが700円/1時間〜から可能です。
詳しくはここをCLICK

 

すぐに予約しましょう!! ここをCLICK!

IMG_3178

必勝法 その2 【練習スタジオ利用でアンプなどのセッティングはメモ!】

当店の練習スタジオでは、希望者にはオーナー西本がプチ・ライブクリニックを行います。
その際に出来るだけ、ステージ上の音量や演奏についてアドバイスします。

オーナー西本は日本最大手の音楽専門学校で10数年に渡ってプロミュージシャン育成のディレクションを行った実績があります。オーナー西本のキャリアはここをCLICKして見てください。

初心者にはステージマナーや、アンプの使い方からセッティング方法までを丁寧にお教えします。

練習でいい具合になっても、それを本番で忘れたのでは意味がないので、セッティングをスマホで撮影したり、メモをとることで、本番のセッティングを短縮できます。

本番のセッティングが短縮できれば、その分が精神的な余裕になり、演奏に力が使えます。

必勝法 その3 【ステージングを含めた通しリハをしよう!】

プロはステージに立つ前に何日も掛けて、ステージの配置などをシミュレーションした練習スタジオで通しリハというのをやります。
プロでもやるのですから、アマチュアのみなさんが、当日初めてみたステージで思ったように段取りを運ぶことは難しいといえます。

当店で練習スタジオ利用することは、強制ではないですが、せっかく参加するのであれば、使わなければもったいないと思います。
最初の練習は音作りやバンド内のアンサンブルや歌の練習などに集中する可能性はありますが、最後数回のリハーサルはステージに上がってからセッティング〜MC〜本番〜舞台を降りるとこまでをリハーサルすることが出来ます。

演奏時間10分 (転換別5分以内)と規定でなっていますので、セッティングが5分以内で出来るか?

演奏10分なので、MC(しゃべり)はどれくらいすべきか。またしゃべるならどういうことをしゃべるのか? または全くMC無しに立て続けに演奏するか?

自分達を一番良く見せるためには審査員に対してのアピールやMCが必要な場合もあります。

そのMCも行き当たりばったりではとても喋られませんし、演奏時間10分という決まった時間内でダラダラと適当なトークも出来ないでしょう。

また演奏だけでなく、ステージングも大変重要です。
ステージングは踊るという意味だけでなく、目線のくばり方や、メンバー同士のアイコンタクトなど、ステージ上での振る舞いということ全てをいいます。

ぜひリハーサルでは曲ごとの練習ではなくて、ステージングとMCも含めた通しリハをしっかりと行いましょう。

 

必勝法 その4 【通しリハを撮影して反省会をやろう!】

当店は練習スタジオはステージを使っているので、お手持ちのスマホなどで撮影すると本番とほぼ同じシチュエーションで撮影出来ます。
※練習スタジオでは本番のような照明はつきません。

一回目の練習で撮影して反省会をして、また別日に当店で練習してそれを撮影というように、本番を意識した練習を何回かやれば、8/31にぶっつけ本番の人達より、クオリティが高くなることは間違いありません。
ステージで自分がどのように見えるかを知ることは大変重要です。

他人との競争という意味以外でも、自分(自分達)がレベルアップするには、必ず撮影か録音をして反省会をする習慣をつけてください。

必勝法 その5 【ステージ衣装を考えよう。】

ステージ衣装は派手なコスチュームを着て出なさいということではありません。
私服のようなニュアンスでもいいし、ねらっているなら学生服でもいいと思います。
メンバーが何も考えずに買い物にいくような意識でバラバラに私服を選択したのでは、ステージに立つものとして、少し残念ではあります。

もの凄い衣装を着なさいということではないので、ぜひその曲にあった衣装。自分がもっともよく見える服装を意識して参加されると良いと思います。

必勝法 その6 【各自の楽器やボーカルのスキルを上げる】

8/31を意識したバンドや個人練習は大切ですが、バンド練習中に個人の楽器やボーカルの技術をトレーニングするのは難しい面があります。
ドラムを中々叩くチャンスをない子が、曲の練習とドラムの基礎的な練習を同時に練習時間内ですることは難しいことはわかると思います。

もしもボーカルや楽器の技術を上げたいと思っている方はライブハウス オクトパスが運営する音楽教室をオススメします。

ミュージックレボリューションに参加の皆様は特別に本番までの短期集中講座で受講をして頂けます。
ミュージックスクール オクトパス

音楽教室については詳しくはここをCLICKして御覧ください。


必勝法 その7 【当店のライブに事前に参加してみる】

現在募集中8月10日(日)のライブなど、当店が募集ライブがあれば出てみてはどうでしょうか?

8月10日(日)の通常ライブブッキングについて、ミューレボに参加者については一般公募とは別の特別な参加費制で募集します。8/31の本番でオペレーターをするプロのPAエンジニアで運営する本格的なライブイベントです。

参加費等条件

  1. 一般参加条件より10%OFFで参加して頂けます。一般参加条件はここをCLICK
    〈例〉4名 バンドの場合たっぷり45分プラン(リハーサル30分) 通常14,000円⇒12,600円とかなりお安く参加できます。
  2. 曲数が少ないSOLOの人は3000/1名(転換込み15分、リハーサルあり)でも参加を受け付けます。
  3. バンドの方でも曲数が少なくて良い人はまずは相談ください。適切な参加費をお伝えします。

お申込みはここをCLICKして【8月10日(日)参加希望・ミューレボ特別枠係】で参加メンバー数など必要事項を書いてメールしてください。

問い合わせ時点で応募枠が埋まる可能性もあるので、お問い合わせはお早めに!!!

 

 

ということで、色々と書きましたが、ポイントは本番までに沢山の経験を積むことです。
当店以外での練習でももちろんいいです。

本番の結果よりも、本番までにどのようなプロセスを歩むかがもっと大切なことだと思います。

ぜひ参考にしてくださいね!!

ライブハウス オクトパス オーナー 西本圭介

サウンドチェックのやり方 / ライブハウスTIPS集

今回はライブハウスでのサウンドチェックの効果的なやり方を書きたいと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

当店での平均的なサウンドチェック時間は20~30分ですが、これも決して長い時間とはいえません。

サウンドチェックというのは、段取りやマナーを覚えておくことで効果的な時間になります。

ぜひ参考にしてください。

他店でも役に立つ情報ですが、他店と考え方の違いもある可能性もありますし、ホールやアリーナなどになるとまた状況も違います。あくまでもオクトパスでの場合ということで読んで頂ければと思います。

  1. ライブハウスに入るときはもちろんのこと、STAGEに上がる前にもスタッフに挨拶してください。これは僕達が偉そうにしているという意味ではなく、通常マナーとして「バンド名を名乗って。よろしくお願いします。」という挨拶は業界ではどこでもします。元気な声でお互いに挨拶をしましょう。
  2. サウンドチェックで演奏する曲は事前に打ち合わせしておきましょう。楽器メンバーがコーラスをする部分とか、音量が大きめの曲、音量が小さい曲、ギターソロの部分などサウンドバランスをチェックしやすい部分をピックアップしておきましょう。STAGE上で「えっと….どこやる〜」というような無駄な時間は使わないこと。
  3. アンプのセッティングなどは手短に行う。単体の音作りでいくら時間を掛けても実際の演奏するまで最終決定は出来ません。ある程度アンプのセッティングが出来たら、速やかに音を止めて準備出来たという意思表示をしてください。そうしないと他のメンバーもだらだらと音作りを続けます。
  4. ドラマーはシンバルの傾き方などの本当に些細な調整は本番直前の転換時にしましょう。サウンドチェック後にどちらにしてもばらしてしまうのですから、サウンドチェックに影響しないような些細なことにあまり過敏にならない。とにかく短時間でドラムを組む。後は対バン形式で転換も短い場合は出来る限り持ち込み機材は減らす。
  5. マイクスタンドやコーラスマイクのスタンドも自分で位置を決めるて自分で立てる。自分の責任でやらないと本番中にマイクが傾いたり、モニター・スピーカーとの位置関係が悪くてもすべて自己責任です。
  6. メンバーのセッティングを監督する役目が誰かを決めておく。そして何分以内でセッティング完了させるという目安を作っておく。20分のサウンドチェックに10分以上セッティングが掛かるほど馬鹿らしいことはない。
  7. セッティングが終わったメンバーはだらだらと音を出さない。音を止めてPAさんに完了しているという意思表示を体でする。
  8. 各パートのチェックの前後に「お願いします」という挨拶をする。ライブハウスによってはSTAGEとPA席がかなり遠いこともあるので、元気よく対応しないと、PA席からはこのメンバーに声や意思が届いているのか? 話が伝わっているかと不安になります。
  9. 大抵はドラムのチェックからスタートします。PAさんに指示されたように叩く場合、本番と同じ音量で叩くこと。
  10. サウンドチェック時に他のメンバーは音を出さない。リバーブやディレイTimeなどの繊細な設定もしているので、ざわざわと話をしたり騒いだりしない。
  11. 曲でお願いします。と言われたら前記したように予め決めておいた楽曲で演奏。サウンドチェックなので、演奏しながらアンプの微調整などをできる事は敏速に行う。だらだらと長く演奏せずにある程度のとこで演奏を止めて、PAさんとディスカッションをする。
  12. 自分の音が聞こえにくい場合の対策をする。
    ・音量を上げる前に自分がアンプに近づいていみるという選択をする。
    ・音量を上げる前にトーンを調整してみる。ベースの場合は中音域を上げると聞き取りやすくなる。
    ・ボーカリストはマイクが口から離れていないか? マイクに口が当たるくらい近づけて歌ってみる。モニターに向かって歌っているか。
    ・音量を上げる場合は念の為にPAさんにあげてみることを伝える。
    ・アンプで音量を上げることが難しい場合はモニタースピーカーから自分の音を返してもらう。
  13. 他のメンバーの音が聞きたい場合は、モニタースピーカーに返してもらう。
  14. モニターが聞こえにくい場合などにはネガティブな言い回しでリクエストしないこと。悪い例「自分の声が聞こえません!(・へ・)」「ギターの音が聞こえません!(・へ・)」ではなくて、「モニターにXXXの音を返してもらえますか?」という感じにお願いする。
  15. むやみにSTAGEからおりて外の音を聞きにいかない。STAGE上の音が完璧で時間に余裕があれば問題ないが、STAGE上の音が決まっていないうちからは客席におりない。原則としてSTAGE上で自分達がやりやすいバランス感であれば、当然外の音も大丈夫なはずです。サウンドチェック中はとにかくSTAGE上で自分達が演奏しやすい環境を作ることだけに傾注する。
  16. STAGE上で音が聞こえにくい、やりにくいという場合。
    ・一旦モニター関係は切って、STAGE上の音量を全員が下げてみる。
    ・ベースは低音が出すぎていないかの確認。
    ・ドラマーの叩き方が大きすぎないか。とくにシンバルの叩き方が大きすぎないか。大きくてもバランスが良ければ問題ないので、音量の問題だけではないが、ガシャガシャ、ドタバタと雑なドラミングだと他の楽器の音がモニターは確実にしにくくなります。
    ・単純にボーカルの声量がない可能性も。その場合にマイクの感度を上げれば上げるほど、そのマイクが周りの楽器やドラムの音も拾っていって結局は自分の声は聞こえないという悪循環になります。声量のないボーカルさんの場合は正直いってドラムが優し目に叩いてあげて、周りが音を下げてあげるのが最良の方法です。
  17. サウンドチェックが終了したら、アンプのメモリは100%記憶しておく。メモをとるか写真をとってセッティングは本番で完璧に再現する。ボリュームが1〜2メモリ違っても大丈夫と思わないこと。中音のバランスが変わったら、サウンドチェックの意味がそもそもなくなるたため。エフェクターの設定も同様。

 

ざ〜と書いてみました。いかがですか?

これでもちろん全てではなく、各パート毎に沢山の気にすべき点はあります。しかし今回はおおまかな部分にとどめます。

サウンドチェックのポイントはとにかくSTAGE上の自分達のバンドの音を決める時間だということです。

自分の好みの音とそのバンドに合った音が必ずしも=でない場合もあります。
その見極めとサウンド作りの知識は当然必要です。

余程のプロバンドでも無い限り、客席に下りて出音があーだこーだというのはオクトパスに限らず他店でも止めたほうが吉です。
外音があーだこーだとサウンドチェックでいう人に限って、本番が終わったらSTAGE上の音がやりにくかったという事が多いです(T_T)

ですので、外音はPAさんを信頼して、とにかくSTAGEで自分達が気持よく演奏出来る環境を作る時間にしてください。

気持ち良いというのは決して自分が好きな音を好きなだけ出すという意味ではありません。

歌がメインのバンドは当然ボーカリストが一番やりやすい環境を作ってあげてください。

アンプはいくらでも音が上がりますが、ボーカルというのは限度があります。
ボーカルを聞こえるようにとモニタースピーカーの音量を上げ続けると、当然その音を自分のマイクが拾うことになり、それはハウリングやフィードバックの原因になります。

ボーカルのマイクの感度(gain)を上げる、前記したように周りの音を拾いやすくなって、これも悪循環です。

当店のように小さいライブハウスの場合は正直な所ギタリストやベーシストが気持ち良くなる位にアンプの音量を上げると大抵はボーカルが聞こえないという現象が起きます。

とくにハードロックやヘヴィメタルバンドではSTAGEの音量を上げたくなる気持ちも分かりますが、逆にそういうバンドほどSTAGE上の音はスッキリさせておかないと、お客様が聞く音が大きすぎたり、音が飽和状態で汚いということになります。

僕自身の経験上、ヘヴィなバンドは意外なほどSTAGE上の音はクリーン(小さいという意味ではないけど)です。

僕自身がツーバスを踏みまくる世界トップのドラマー達と演奏した経験が多いのですが、彼達は音量は大きいですが、ドラムのサウンドバランスは本当にクリーンです。

そういう方達と演奏する場合は僕自身のベースサウンドも出来る限り低音はクリーンにします。

ハードなバンドの場合はドラムのベース・ドラム(キック)とベースのサウンドが一緒になった時に程よい低音ということを意識しています。低音というのは本当にやっかいなもので、人が不快になる周波数というのは、実はブーンと壁を伝って響く低周波の低音です。

ギターの音量というのは大きい、小さいが分かりやすいですが、ベースの低音が物凄くでていることは意外に本人たちは気がつかないことが多いです。

そういう意味でサウンドチェックというのはPAエンジニアとの共同作業であるといえます。

その共同作業に時間を使うためにも、前記した段取りをしっかり意識してPAエンジニアがお客様が聞く外音を作る時間を十二分にとれるように時間管理し協力することが大切なのです。

本日はこの辺で。

OWNER 西本圭介

ベースの音作りについて / ライブハウスTIPS集

今回からライブハウスに出演するアーティストさん達のノウハウになるような事柄をブログで投稿していこうと思います。カテゴリー: ライブハウスTIPS集の第一回目はベースの音作りです。

IMG_8995

OWNERである僕(西本圭介)が元プロベーシストだということもありますので、書いてみようと思います。

僕は現在も数社の楽器メーカーのモニターアーティストを勤めています。

その一つがHAO Bass Liner(ベースライナー)です。

インプレッションは↓みてください。

さて、初めにプリアンプのインプレッションを紹介しましたが、今回はあえてプリアンプ不要論を書きます。

プリアンプのモニターをしているベーシストが不要論を唱えることは大きな問題があると思いますが、良薬であっても、使用方法を間違えば毒になることがあるように、良い機材であるほど使い方でデメリットになることもあるからです。

IMG_8234

さて、ライブハウス オクトパスで多くのベーシストを見てきていますが、約7割のベーシストさんがプリアンプを持ち込まれます。

上手に使われていると感じる事もありますし、逆に使ったが為に音がコントロール出来ていないと感じることもあります。

それではコントロール出来ていないと思うときはどういう時かというと、大抵は低音がとんでもなく膨らまさせていて、ライブハウスの箱全体がスピーカーボックスのような状態で低音の洪水のようになってしまうことです。

壁や造作物がビリビリと鳴り出して、明らかに嫌な低周波で箱が震えるような状態です。

こういう場合はサウンドチェックで「いったんプリアンプをOFFにしてください。」とお願いをします。

そうすると、音量が半分になったくらいにスキっとするのです。

どうやらプリアンプで200%位に音量やトーンをブーストしているようです。恐らく自宅の小さなベースアンプだとプリアンプを通すと太くて良い音になったように(ような気に)なります。

しかし自宅で鳴らせる音量で少しプリアンプを通して大きくなった音量の設定もライブハウスのベースアンプの音量に置き換えるととんでもなく音量をブーストしていることになります。

僕の持論としてプリアンプというのは小さなベースアンプで効果が明らかなものというのは、過剰に音が変化しすぎているという気がします。

僕がモニターをしているHAO Bass Liner(ベースライナー)はON/OFF時の変化がほぼない状態を作ることも簡単であり、効き方も上品です。

この上品という感覚が難しいのです。

上品な効き方だと、楽器店の小さなベーアンで試奏したくらいで変化がわかりにくい。

そうなると、高価なお金を払うのにピンとこないので、どうしても変化が分かりやすいメーカーさんの商品を買いたくなる。

しかし、変化量が凄いということは、原音から著しく離れた音になるということ。

それは自分のベースが持っている本来の音は何なんだ…ということがわかりにくくなるということです。

IMG_9005

僕はベーシストさん達にはまずはベースとアンプだけで音作りをすることを覚えてほしい。

ベースアンプもイコライザーは出来るだけ使わない。

ベースアンプも出来るだけフラットな設定であまりベーアンのつまみを触ることに集中しすぎないこと。

フラットなベーアンの状態を作ったら、自分のベース本体のピックアップバランサーやトーンコントロール。

アクティブベースの人はベース本体の摘みで好みの音を作る。

それ以前にフィンガーとかピックの弾き方で好みの音を作る。何時も同じ弾き方ではなくて、箱の大きさや環境によって弾き方を変える。

972883_551666724947784_1043046448_n

僕自身は同じバンドの場合でも出演する箱によって、同じ曲でもピックで弾く日やフィンガーで弾く日という感じで全くプレイ方法を変えていました。

アンプというのはライブハウスによって違いますから、あまりそのことを気にしても仕方ありません。

ある程度フラットなベースの音を作ったら、アンプはいったん忘れて、自分のベース本体と指で音を作らなければなりません。

その中で外付けのプリアンプというのは自分が設定をする要素が増えていくわけですから、短いサウンドチェックで気にしなければならない要素が増えるということ。

それは=で良い音を作る時間を制限されるということです。

出来るだけ設定する機材を減らすことで、その他に集中する時間を作ること。

ライブのサウンドチェックはベースの音作りの時間ではなく、バンド全体の音を決める時間でありますし、STAGE上で演奏しやすいバランスを作る時間です。

僕がオクトパス位の大きさのライブハウスでサウンドチェックする段取りを参考に書いておきます。

  1. 余程で無い限りは機材は最低限のフットタイプのチューナーだけ。
  2. ベースとベーアンをつないだら、トーンはフラットな状態。グラフィック・イコライザーは使わない。
  3. アンプの音量をサクっと調整。
  4. 音量の目安はドラマーが叩くドラム3点のリズムとのバランスを考える。バンドで演奏するまでどうせ音量はわからないので、あまりベーアンとにらめっこせずにサクとセッティングして音は止めて待機。
  5. メンバーのサウンドチェックに集中してもらうようにドラムの機材を運んだり他のメンバーのコーラスマイクを立てたりという手伝いをする。大抵ベーシストが一番最初に音が決まるので。
  6. サウンドチェックを速やかにはじめられるように他のメンバーに指示する。
  7. 事前に決めておいた曲を演奏する。演奏中でも積極的に自分のベースアンプの音量を調整していく。
  8. PAさんには自分のベーアンの音量はどうですか? トーンはどうですか?と質問する。
  9. 自分のベーアンの音量が結構出ているのに聞こえづらい場合は音を上げるのではなく、自分がベーアンに近づくこと。ベーアンの角度を変えること。それでも聞こえづらい場合はもしかしたらギターがデカくないかという別の要因を考える。PAさんやメンバーとも相談して中の音量で解決が難しい場合は自分のモニタースピーカーからベースを返してもらう。
  10. 本番で絶対(変えるのは最後の手段)にベーアンの設定は変えない。たったボリュームを1つ上げるだけでも外音は変わる。
  11. LIVE中はベーアンではなくて、ベース本体のプリアンプやピックアップバランサーで音質を変える。

大体はこのような感じです。

外付けのプリアンプはベース本体やテクニックで音を変化が付けられる人がさらに必要を感じて使うものなので、誤解を恐れずに言うならばベースの初心者は使うのは早いと思います。

というか、プリアンプで音を作れるだけのLIVE経験がなければ、実際にどういう帯域のトーンを触るほうが良いというそういう知識もなく使っても効果的には使えていないということです。

ベースで大切なことはベース本体と指でどれだけトーンを作れるかを勉強する。

低音はPAスピーカーからも出てくるので、ベーアンだけで完結させたい、ベーアンから重低音を出すんだという意識を捨てる。

STAGEの床が振動していたり、箱が震えるような音がしていたら、これはマズイと思ったほうが良い。

僕自身も床が響くような低音は大好きだけど、そんな音量が出ていたら、アンサンブル的にはデカすぎの可能性が限りなく高いと思ったほうが良い。

ということで、今回は簡単なベースの音作りの方法の紹介でした。

当店ではスタジオレンタルで簡単なバンドクリニックもやっているので、興味ある人達はスタジオレンタルしてみてください。

詳しくはここをCLICKしてね。